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久慈市「事業所見学バスツアー」を実施しました
去る11月25日、自治体との共催で、事業所見学バスツアーを実施しました。今年度第5回目は、32名の学生と3名の教職員が、バス2台で久慈市内の事業所を訪問しました。
久慈琥珀株式会社では、琥珀博物館の見学の後に、昨春教育学部を卒業して営業職に就いた先輩をはじめ若手社員の方を囲んで、具体的に日々の業務についてお話を聴きました。また、昼食を同社「ビストロくんのこ」にていただきました。琥珀は従来年配の方の奢侈品という印象が強いようですが、東京銀座の店舗では30代女性の嗜好に沿うデザインも多く販売されていますし、久慈産琥珀の抽出エキスを配合した化粧品も話題になっています。村田製作所グループの、盛岡東京電波株式会社の工場見学では、実際に人口水晶に手を触れることもできました。同社では技術職から事務職にいたるまで多様な部署で若手社員が活躍しています。社員を囲んでの意見交換の場では、工学系の学生は現在授業で学んでいる技術が、電子機器製造現場でどのように生かされているか、理解が深まったようです。製造過程から個人の働き方まで幅広い質問と応答が続き、活気のある時間を過ごすことができました。
久慈市役所では、遠藤譲一市長より歓待を受けました。熱いメッセージの中でも「闘う公務員」「岩手で一番元気な役所をつくろう!」「面白い久慈市役所」等の言葉が印象的でした。各フロアを一巡したのち、卒業生職員を囲んでのグループディスカッションを行い、住民の暮らし部門・健康福祉部門・環境まちづくり部門・管理部門それぞれの仕事に関する理解を深めることができました。なお、インターンシップ(来年2月中旬)の受入も、快諾していただけました。
以上27年度のバスツアーは、県内事業所への理解を深め、職業選択の幅を広げるために各自治体にご協力を得ながら無事終了することができました。関係各位にはあらためて御礼申し上げます。なお、滝沢市では、夏のバスツアーを踏まえて、12月17日(木)15時半よりカフェ形式で仕事の話を聴くバスツアー「ワークデザインカフェ“IT企業&公務員編”」を実施します。詳細はこちらをご覧ください。
【この記事に関するお問合せ】
教育推進機構(キャリア教育担当)特任准教授 遠藤雅子
E-mail:endom(@)iwate-u.ac.jp