震災復興に関する学修を実施しました(田野畑村・久慈市)
日 時: | 平成27年8月7日(金) |
参加者: | 農学部共同獣医学科 33名 | |
場 所: | 震災学習列車 もぐらんぴあ |
内 容: | 三陸鉄道北リアス線の田野畑駅から久慈駅まで震災学習列車に乗り、車内で三陸鉄道の社員の方に、震災の状況などの説明をしていただきました。 次に、もぐらんぴあ・まちなか水族館で、久慈市ともぐらんぴあの津波被害や、まちなか水族館としての再生の経緯などについて、お話を伺いました。 |
参加した学生の声(抜粋): |
(前略)真っ暗なトンネルの中、ピーッと力強く鳴り響いた場面が最も印象に残った。灯りがないというだけで、こんなにも不安になるとは思わなかった。灯りのない瓦礫の下、怪我を負い、周りに誰もいない状況だったら、正気でいられるだろうか。瓦礫の下でどんなに心細い気持ちだったのか、ほんの少しだけ理解できたと感じた。暗闇に懐中電灯の灯りがともった瞬間のホッとした感覚は忘れられない。自分の中で、どこか他人事であった震災が、身近に感じられた。(後略)
(前略)二度と同じような経験をしないため、次の世代に経験させないため、今私たちができることは何なのだろうか。その中の一つに、自分の震災経験を伝えることがあると感じた。住んでいる地域は違えどこの震災を通して感じたこと、考えたことはあるはずである。自分なりに震災を理解し後世に伝えていくとともに、自分のできることをして、復興を後押しする力の一部になれるよう努力していきたい。
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