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震災復興に関する学修を実施しました(宮古市)

日 時:
平成27年6月13日(土)
参加者:教育学部 21名
場 所:宮古市田老公民館
田老乙部地区高台造成地工事現場
防潮堤~たろう観光ホテル
内 容:田老公民館では、たろう観光ホテルからの津波映像を含め体験談を聞いたのち、宮古市職員の方から宮古市の被災状況、復興状況、田老地区のまちづくり事業についてお話を伺いました。
高台造成地工事現場では、工事JV・URの職員の方から防災集団移転促進事業についてお話を伺いました。
その後、防潮堤から震災遺構に認定された「たろう観光ホテル」までを徒歩で移動しながら視察した後、田老公民館に戻り本日の学修を振り返るグループワークを行いました。
参加した学生の声(抜粋):
  • (前略)実際に現地の方々のお話を伺って、一つひとつの小さな進歩には、地域の人のたくさんの思いが込められているのだと、肌で感じた。(中略)確かに、経済的な問題や人材の問題などが関わって上手くいかない所もある。しかし、その中で踏み出した小さい一歩こそ、新たな街を作っているのだと考えれば、(中略)被災地はよりよい未来を作っていこうとしっかりと大きな一歩を踏み出していると感じた。(後略)
  • (前略)今回私は初めて被災地を訪れ、現地の方のお話を聞いた。(中略)被災してから今日に至るまで、多くの努力と苦労があったことがひしひしと感じられた。(中略)少しずつではあるが、確実に復興は進んでいる。(中略)職員さんは「学校が震災復興の重要な拠点になっている」とおっしゃっていた。これは、これから教師を目指す身として意識しなくてはならないことだと思う。(後略)
  • 写真
    グループワークの様子