日 時: | 平成27年5月16日(土) |
参加者: | 人文社会科学部 14名 |
場 所: | 釜石サテライト 鵜住居町工事現場、鵜住居町仮設団地A |
内 容: | 最初に釜石サテライトで、NPOサポートセンターの方に釜石市での震災時の状況、震災前後のNPO活動の様子や、取り組み、またご自身の経験をお話いただきました。 次に、ご自分も被災者であり今も仮設住宅にお住いの講師の方から、震災当時や避難所での生活について住民代表として動いたご自身の経験を踏まえながらお話を伺った後、鵜住居町の復興工事の現場へ移動、さらに仮設住宅へ移動し、現地の「今」を体感しました。 |
参加した学生の声(抜粋): |
(前略)釜石市の中でも東部と西部では被害が全く異なり、震災直後の情報を全く得られない状況の中で町が壊滅的被害を受けたことを知らない市民もいたということを初めて知った。(中略)今までメディアを通して得た、事実だと思っていた情報が、実際にお話を聞く中で本当は事実とは異なっていた部分もいくつかあった。やはり、(中略)自分で被災地に足を運び、目で見て、肌で感じることが大切だと思った。(中略)大学在学中に震災について触れることは、これからも何度もあると考えられる。その一回一回を無駄にしないよう、学んでいきたい。
(前略)学生たちに何ができるのかという話題があり、川原さんの答えは「人に今回のこの体験を話す」という事をしてほしいとのことでした。今回の被災地学修の体験を周りの人や家族などに話すという事は今すぐにでも始められることです。自分が周りの人に被災地学修での体験を話すことにより聞いたその人がまた更に周りの人に話していく、というように現地での様子がいろいろなところに広まっていくことが復興への第一歩となるのです。(後略)
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