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震災復興に関する学修を実施しました(釜石市)

日 時:
平成27年5月2日(土)
参加者:農学部 共生環境課程 58名
場 所:釜石サテライト
釜石地方森林組合
内 容:釜石サテライトで、釜石で製造業を経営している方から、震災時の様子やその後の再起への取り組み、地域の雇用を支える企業責任者としての想いをお話していただきました。
その後、釜石地方森林組合の新事務所に移動して、釜石地方森林組合の震災復興への取組み(地元の木材での安価な住宅建設、「釜石・大槌バークレイズ林業スクール」など)についてお話を伺いました。
参加した学生の声(抜粋):
  • (前略)今回見学した2か所を見て、単純に復興は進んでいると感じました。しかし、この復興は国によって進んだものではなく、被災された方たちが支え合って、努力してきたおかげで進んだ復興だと思いました。(中略)この2つの会社は(中略)私達の考える復興の何倍も先に進んでいました。今は、若い人材を求め、会社を町を岩手県をより豊かにしていくことを考えていて、本当にすごいと思いました。(後略)
  • (前略)被災した地域の会社の活躍を初めて知りました。(中略)何度も開発をくり返し出来るのは、中小企業の強みであり、機械系ならではでないかと思った。また、森林組合では地元の木材を使った独自の建設方法を考案しており、地域を巻き込んだ発展の工夫がされていた。県外にいれば他人事のように聞こえていたが、実際に現地に行ってみて、地元の人の被害やこれからの努力やその結果などが見えて、刺激になった。
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