震災復興に関する学修を実施しました(久慈市・田野畑村)
日 時: | 平成27年4月26日(日) |
参加者: | 農学部 農学生命課程 55名 |
場 所: | 震災学習列車 田野畑山地酪農牛乳(株) |
内 容: | 三陸鉄道北リアス線の久慈駅から田野畑駅まで震災学習列車に乗り、車内で三陸鉄道の社員の方に、震災の状況などの説明をしていただきました。 次に、田野畑村で山地酪農をされている講師の方からお話を伺い、その後、乳牛が放牧されている牧山を見学しました。 |
参加した学生の声(抜粋): |
(前略)三陸鉄道の中で(中略)東日本大震災の被災地のお話をしてくださいました。まず、何度も繰り返しおっしゃっていたことは、「この震災について学習してもらいたいのは、同情を得たいからではなく、今後の防災に役立ててほしいからだ」という事です。(中略)この言葉には、現地の方々の前向きさを感じました。そしてお話の最後には、”今回の震災では、みんなに地震等の災害の知識があれば、もう少し助かった命があった”という言葉で締めくくっていました。(中略)今後の防災に役立てていけるよう、もっと東日本大震災のことを知らなくてはいけないなと思いまいした。
(前略)今の日本国内で行われている酪農では、特に飼料において外国産のものが使われることがほとんどであり、私もそれが当たり前、つまり当然のことだと思っていた。しかし、吉塚さんの酪農場の話を聞き、そして実際に見て、自分の考えが偏見であると知った。100%国産は可能であった。吉塚さんは「本物」を作ることが正道だと語ってくださったが、果たして将来農業をやろうとしている自分にそれができるのか、そんな覚悟があるのか。このようなことを考えさせられたお話であった。
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