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教員対象 北上市バスツアーを実施しました
去る8月5日に“北上市をもっと知り隊”と題して、北上雇用対策協議会・北上市の主催による学生対象バスツアーを実施し、市内企業3社および北上市役所を訪問しました。今回は、教員にも北上市内の企業の実情を見て・知ってもらうために、3月11日に教員対象バスツアーを実施しました。
当日は、予想外の大雪の影響で道路交通事情が悪化したため、予定を変更して、株式会社西部開発農産、株式会社東北佐竹製作所の2社のみ訪問させていただきました。
株式会社西部開発農産 | 株式会社東北佐竹製作所 |
株式会社西部開発農産では、あいにくの降雪のため、圃場を見ることは出来ませんでしたが、パワーポイントを使って農地の様子を眺めながら、機械化一貫体系や、大規模土地利用型農業について、米穀を軸とした基礎食糧生産について、説明して頂きました。同社では平成25年4月よりベトナムにおいて日本米の試験栽培を開始。農学系の学生はもちろん工学系、社会学系の学生にも可能性が開かれており、多様な働き方があることがわかりました。参加した教員から活発な質問が相次ぎ、今年の夏休みには、畜産や機械システムを専攻している学生にインターンシップの受入をお願いできそうです。
株式会社東北佐竹製作所では、会社概要を伺ったのちに工場を見学させて頂きました。母体である株式会社サタケは日本で初めて動力精米機を生産し、研究開発を重ねてきた企業です。東北佐竹製作所は、サタケグループの量産機種専門の生産を担当し、マザー工場としての役割を担っています。積極的にTPM(Total Productive Maintenance:全員参加の生産保全)活動を継続し、ニーズのある機械を必要なだけ生産できるシステムを構築してこられた経緯についても伺いました。ものづくりの基礎はTPM活動であり、技術はいろいろ活用できる、生産管理やマネジメントの出来る人材を育成し、海外工場へ出していきたいとのことです。
2社とも岩手大学の卒業生の採用実績のある企業で、岩大生に大きな期待を寄せて下さっています。今後もCOC事業を通じて、学生対象・教員対象の企業見学会を継続していきたいと思いますので、学生の皆さん、教職員の皆さんの「こんな企業を訪問してみたい」という声をお寄せ下さい。
【問合せ】教育推進機構 COC事業担当 特任准教授 遠藤雅子
E-mail:endom(@)iwate-u.ac.jp