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試行PBL科目「岩手で必要とされる人材像」発表会 終了

 月曜日の「キャリアを考える」(時間割コード:0081)では、県内の企業経営者に直接「求める人材像」をインタビューし、「岩手で必要とされる人材」について検討するという課題に取組んできました。去る2月2日、授業内で発表会を行い、岩手日報社から取材を受けました。

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 今回の発表では、“岩手で”という点が練り切れてはいませんでしたが、「地域性」「地域への貢献」「岩手の魅力を受け止める柔軟性と見出す独創性」等のキーワードが並びました。また、冠を“出身県で”とか“世界で”などと読むことも出来る内容でした。経済産業省の「社会人基礎力」に繋がる言葉を、ディスカッションを通して自ら発することが出来たことは、今後の就職活動の際にも役立つことと思います。
 また、「この課題を整理するにあたり“自主性”と“主体性”の違いを調べて、理解が深まった。」「生産物やサービスを通して、地域の方たちに喜んでもらえることが自分の喜びになるような働き方をしたい。」「コミュニティが強い岩手らしさを、ビジネスチャンスに繋げていきたい。」等の意見もありました。
 今回の授業では、岩手県中小企業家同友会の会員企業様にご協力を戴きました。改めてお礼申し上げます。同友会会員の皆様が震災時にどのように従業員や地域の人々のために尽力されたかの経験談は、学生たちの心に深く刻まれています。次年度も、地域のお力を借りながら、もっともっと学生が現場に入って体感する機会を設けられれば幸いです。

 お世話になりました関係各位にお礼申し上げます。引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。

【この授業に関する問合せ】教育推進機構 COC事業担当 特任准教授 遠藤雅子
     E-mail:endom(@)iwate-u.ac.jp