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試行PBL科目にて中小企業家同友会委員会活動に参加

 水曜日の「初年次自由ゼミ」(時間割コード:0505)では、ジョブカフェいわて様の企画事業に参画させていただきました。
 その後、11月からは、岩手県中小企業家同友会様の委員会活動に陪席するかたちで、経営者の皆様とともに、岩手県における人材育成の課題について検討を重ねました。
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 この授業では、地域への興味関心を喚起し、自己理解・他者理解を深め、関わり力を向上させることを目的としています。事前学習では、被災地学修の振り返り、仲間との共同作業を通じて、自他発見につとめました。実習では地域の皆様のご指導のもと、「働くということ」や「地域の産業」について学ぶことが出来ました。特に、日本企業の99.8%が中小企業であるというお話や、経営者が一番大事にしているものは従業員であるとのご発言は1年生の心に大きく響いたようです。
 PBLの起源は1969年マックマスター大学(カナダ)のHoward Barrows、1980年ハーバード大学のNew Pathway構想にさかのぼるといわれます。現在、高等教育機関のみならず、義務教育課程においても「プロジェクト学習」が導入されるようになりました。岩手大学では、低年次におけるPBL(Project-based Learning)の手法を用いた科目を充実し、高年次の学部横断的な取組に発展させていく予定です。

【問合せ】教育推進機構 COC事業担当 特任准教授 遠藤雅子
     E-mail:endom(@)iwate-u.ac.jp