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岩手県中小企業家同友会様のご協力のもと課題に取り組んでいます

 26年度後期は、試行として地域をテーマにしたPBL科目を開講しています。
月曜日の『キャリアを考える』(時間割コード:0081)では、岩手県中小企業家同友会様のご協力を得て、「市内の企業経営者に“求める人材像”をインタビューし、“岩手で必要とされる人材”について検討する。」という課題に取組んでいます。
 事前学習では、産業・職業に関する講義、グループワークを通じて、社会の仕組みや役割理論に関する理解を深め、大学生と知っておくべきビジネスマナーの習得やコミュニケーション力を高める取組みを重ねてきました。

写真1  PBL(Project Based Learning)の“P”に相当する実習では、中小企業家同友会理事・事務局長 菊田 哲様より、日欧の社会背景、産業構造の違いに始まり、我が国の中小企業をとりまく環境や、会員企業の掲げる理念について、さらにリーマンショック時に岩手の中小企業は“雇用を守る”ことに尽力したこと等について、お話いただきました。ヨーロッパの小企業憲章や、我が国の中小企業憲章(経済産業省)など、初めて耳にする話題に学生は熱心に耳を傾けました。
写真1  その翌週は、前回の質問へのフィードバック、財政収支の国際比較、東日本大震災における中小企業の地道な支援活動等についてお話いただきました。さらに、12/8および12/15に実施する“社長に突撃インタビュー”に備え、参加企業の紹介をしていただき、課題に対する理解を深めることが出来ました。この授業の成果発表会は、1月の授業中に行う予定です。

 自治体・企業の皆様には、来年度に向け、PBL科目あるいは課題型(COC型)インターンシップのテーマになりそうな課題をご検討いただいております。ご相談には随時対応させていただきますので、宜しくお願いいたします。

【問合せ】教育推進機構 COC事業担当 特任准教授 遠藤雅子
     E-mail:endom(@)iwate-u.ac.jp