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「被災地に学ぶ地域再生研修2014」を実施しました

 去る11月15日、岩手大学工学研究科による研修が行われ、17名の修士学生が参加しました。今回は、大槌町を訪れ、津波で破壊された町役場などを視察した後、釜石市の鵜住居地区の嵩上げ工事を視察し、その後、岩手大学釜石サテライトを見学、釜石・大槌町地域産業育成センターの佐々隆裕専務理事による講話、地域再生のための学生による提案という内容でした。
 大槌町では、一般社団法人おらが大槌夢広場の方からお話を伺い、鵜住居では釜石市役所職員の方から区画整理事業の流れについてご説明いただきました。学生のプレゼンに対しては、釜石市内の石村工業株式会社代表取締役社長 石村眞一様より講評をいただきました。
 今回は地元の方々から沿岸部の現状について詳細なお話を伺うとともに、学生の提案に対しては、活発な質疑応答がなされました。今後、COC事業では学部1年生から発達段階に応じて、地域を学ぶ学修を体系立てて参ります。

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おらが大槌夢広場スタッフによる説明
 
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釜石市役所職員による嵩上げ工事の説明
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岩手大学釜石サテライト見学
 
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佐々博裕氏による講話
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発表:佐藤和幸(機械システム工学科)
「水産資源調査の補助を目的とした水中ロボットの開発提案」
 
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発表:森 隼人(機械システム工学科)
「水産資源の管理支援を目的とした水中ロボットの開発提案」
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発表:沼倉彬雄(情報システム工学専攻)
「研究室と進める被災地復興支援~アワビ・ウニ漁における小型船舶の自律安定化~」
 
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発表:平野靖尚(デザイン・メディア工学専攻)
「コンピュータビジョン技術とその応用事例」
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発表:谷藤将覧(電気電子・情報システム工学科)
「偏光LEDの利用」
 
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発表:宍戸昌子(農学研究科科目等履修生)
「ぺダリング運動効果について」
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石村眞一氏による講評


【本件に関する問合せ】教育推進機構 COC事業担当 特任准教授 遠藤雅子
     E-mail:endom(@)iwate-u.ac.jp