特定非営利活動法人いわて子育てネット様にて課題に取り組んでいます（１）

　２６年度後期は、試行として地域をテーマにしたＰＢＬ科目を開講しています。
　月曜日の「自由ゼミナール」（時間割コード：0502）では、「子どもを対象とした環境教育の課題について各自の考え方を明確にしていくこと」を目的に、学生が、「親子それぞれの自然へ興味・関心」や、「親の子への働きかけと子どもの自主性」などを探るため、グループで調査の企画・実施に取り組んでいます。去る11月16日、11名の学生が、「都南つどいの森」で開催された「パパとキッズの森あそびくらぶ　森の中で野外料理」に参加しました。

　当日は、朝から小雨の降る空模様でしたが、学生達は、8名のお子さんを含む6組の親子の皆さんと一緒に、「シュラスコ」、「丸取り塩釜焼き」、「焼石投入浜鍋」など、アウトドア＆サバイバル料理にも挑戦しました。薪割りや杉の落ち葉を焚き付けに火おこしも体験、ファイアーサークルで暖を取りながら、事前学習でグループ毎に検討した質問項目を中心に、お父様、お母様方に対しては「子どもの頃の遊び」や「今回のイベントへの参加動機」を、また、お子さん達には「普段の遊び」や「今回のイベントで楽しかったことは？」など、環境教育を取り巻く現状を把握するためのインタビュー調査をおこないました。

　イベント終了後、皆さんと記念撮影。

　翌17日には、前日のインタビュー調査結果についてのまとめとグループワークによる共有化を図りました。その上で、環境教育の一般的状況をさらに知るため、いわて子育てネット様が運営される「つどいの広場HOKKO」におけるヒアリング調査活動（11月25日実施予定）の企画・検討をおこないました。
　

　自治体・企業の皆様、来年度に向け、ＰＢＬ科目あるいは課題型（ＣＯＣ型）インターンシップでの課題の検討について、ご協力をお願いしております。テーマとなりそうな課題がございましたら、ご相談に随時対応させて頂きます。是非、下記の問合せ先までご連絡下さいますよう、宜しくお願いいたします。

【問合せ】教育推進機構　COC事業担当　特任准教授　後藤厚子
　　　　　E-mail：atsgotoh(＠)iwate-u.ac.jp