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被災地学修を実施しました(大槌町)

日 時:
平成26年6月28日(土)
参加者:教育学部 13名
場 所:大槌町中央公民館
町内遺跡発掘現場
内 容:震災からの復興に自然と歴史と文化の視点をもって、いかに共存していくか、住民との協働によるまちづくりの現状・今後の展望について、生涯学習課の方からお話を聴いた後に、発掘現場に向かいました。町中には湧水があふれ、淡水魚イトヨの生息も確認できました。今回は、「町民憲章」にある”自然を愛し自然を大切にする”、”香り高い郷土の文化を育てる”ことの重要性と、”先人によるたゆまぬ努力のたまものである町の発展”のため、今を生きる我々がどう在るべきかを考える機会となりました。
参加した学生の声(抜粋):
  • (前略)また、文化の大切さを改めて感じました。過去の文化の集積が現在なんだということを理解し、現在の集積が未来になるので、これからの人生を大切にしていこうと思いました。それを後世に伝えられるような生き方をしていきたいです。
  • 私は今日初めて被災地に行ったが、あまり復興が進んでないんだなとあらためてわかった。(中略)遺跡やあの小学校は全て後世に残してほしいと思った。(中略)ちゃんと被災地にきていろいろ考えを議論したほうがいいと思った。
  • 私は今日初めて、八戸以外の被災地を訪れました。八戸では被害があった場所で、今も人がごく普通に生活しているので、大槌の公民館に着いた時は、驚きました。トラックと重機しかなく、町の人がほとんど見えませんでした。元々、住んでいた場所に住めない方々はどれだけ苦しんでいるのかな、と感じました。また、公民館から下を見ると、街が一望でき、津波が来る前は、きっととても素敵な景色だったのだろうと思いました(後略)。
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