日 時: | 平成26年6月14日(土) |
参加者: | 人文社会科学部 32名 |
場 所: | 田野畑村内 しおさい交流センター 北山崎ビジターセンター |
内 容: | 特定非営利活動法人 体験村・たのはたネットワークの語り部の方から、震災当日の様子、津波でんでんこによって多数の命が救われたこと、その後の町の様子についてお話を伺い、防災教育の重要性等について学びました。 その後、北山崎ビジターセンターへ向かい、大岩壁の海線美に触れ、田野畑とはまさに“海岸段丘端”であることを実感しました。 |
参加した学生の声(抜粋): |
改めて津波の怖さや避難する際に大切なことを学びました。田野畑村は明治や大正の時にも地震や津波が起きていて、その時に学んだことを後世に受け継いでいたために多くの人が助かったのだと聴きました。「津波てんでんこ」という言葉は聞いたことがありますが、それが実際に生かされているのだと知りました。(中略)今後、このような震災が起きたりして津波が発生した際の教訓になってほいと思いました。
今回のお話で一番心に残っているのは「感謝」の二文字です。「義援金」のおかげということを何度もおっしゃっていました。私は被災し、自分たちが直面した状況にしか目のいかない人間であるので、被災して他人に「感謝」することは出来ないと思います。そのような点で、三陸地方の人々はすばらしい人間性の持ち主だとあらためて思いました。(中略)このような貴重な体験談をお話くださって本当に感謝します。
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