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被災地学修を実施しました(宮古市)

日 時:
平成26年6月7日(土)
参加者:人文社会科学部 40名
場 所:宮古市役所田老庁舎
内 容:たろう観光ホテルからの津波映像説明を含め、体験談を聴いたのち、市役所職員の方々から、被災状況と防災対策、田老地区のまちづくり事業に関して、さらに、津波遺構保存整備事業についてお話をいただきました。その後、防潮堤から、震災遺構に認定された「たろう観光ホテル」まで、現地を視察しました。
参加した学生の声(抜粋):
  • (前略)明治29年の津波の話を聞いて、弱い揺れでも大きな津波が来ることがあるということを知り、とても驚きました。これからは、震度が弱い時でも、津波警報が出ていないか注意して見るようにしたいです。(中略)地震が起きて避難する必要がある場合にすぐに避難できるように、避難路や避難誘導標識を整備するなど、普段から自主的に防災の意識をもつことが大切だとわかりました。
  • (前略)冷静に当時の状況の説明をしてくれた市の課の人々には感謝している。後半は防災対策をはじめ、復興への取組について詳しく説明をしてもらった。(中略)私は東北に住んではいるが比較的被害の小さい地域から来たので、今回の機会は当時の被災した人々、または地域のことをよく知るよい場だった。これからもし何か他の災害に遭うことがあっても、宮古市の人々のように、あきらめず、冷静に、そしてしっかりと対策する心を持てば、きっと大丈夫なのだろうと強く感じた。
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