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震災復興に関する学修を実施しました(大船渡市・釜石市)

日 時:
平成28年7月23日(土)
参加者:農学部 共同獣医学科 32名
場 所:震災学習列車 釜石市青葉ビル 鵜住居仮設団地
内 容:三陸鉄道南リアス線の盛駅から釜石駅まで震災学習列車に乗り、車内で三陸鉄道の社員の方に、震災当時の状況や復興の現状の説明をしていただきました。
昼食をはさんで、ご自分も被災者であり今も仮設住宅にお住いの講師の方から、震災当時や避難所での生活について住民代表として動いたご自身の経験を踏まえながらお話を伺った後、鵜住居町の仮設住宅を訪問し、現地の「今」を体感しました。
参加した学生の声(抜粋):
  • (前略)被災地で生きている人の話を聞き、彼らは今までどんな想いを抱いて生きて来たのか、また、被災地の現状を見て聞いて肌で感じて、今、そしてこれからの自分にできるのとはあるのかということが頭をよぎった。あそこで起きたことを忘れないで来てくれることが嬉しいと言ってくれたが、それだけでは何か足りない気がする。実際に感じたことをそれだけで終わらせるのではなく、岩手県の大学の学生として、全国レベルでそれを伝えていくことも必要なのではないかと思った。
  • (前略)仮設住宅がどこの地域でも同じ形で建てられていることには驚いた。農業のようにそれぞれの地域の気候にあった形があるはずなのに、どうして合わせないのだろうと思った。建築の事は分からなくても、その地域に合わない住宅で起きてしまう衛生面の問題なら獣医師も手助けできるんだと知ったので、早く資格をとって何か協力できることをしたいと思った。まだ現地に行ったことのない人を連れてまた訪れたいとも思った。
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