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震災復興に関する学修を実施しました(大槌町)

日 時:
平成28年6月11日(土)
参加者:教育学部 13名
場 所:ベルガ―ディア 鯨山、江岸寺、大槌町町内、大槌町中央公民館
内 容:震災で亡くなった方と「会話」するための「風の電話」があるベルガ―ディア 鯨山を訪問しました。「風の電話」のボックスに入ったり、設置した方からお話を伺いました。
その後江岸寺で、自らも身内を亡くしたにもかかわらず、被災された方々の心のケアに取り組まれた住職さんのお話を伺いました。
昼食をはさみ、大槌町の写真を撮り続けているアマチュアカメラマンの方お話を伺い、写真集を見させていただきました。
最後に、旧役場庁舎を残すか残さないかをめぐり、ご遺族の方2人の対談を傾聴しました。
参加した学生の声(抜粋):
  • (前略)ベルガーディア鯨山は、日常とかけ離れた風景・世界観があり、実際に訪れることで被災者の心の癒しの場となっていることが実感できました。(中略)メインである風の電話は入る勇気が無くて、入らなかったのですが、出てくるメンバーの顔を見ただけで、その電話ボックスには沢山の人の思いがつまっているのだとわかりました。(後略)
  • (前略)住職さんの話は、(中略)「生き残された」苦痛が伝わってきて、「生かされた」と今でも思えない人がいる現状につらくもなりました。(後略)
  • (前略)伊藤さんの写真は、見比べて、やっと同じ場所で撮られた写真だと理解するほど、町が変わり果てていて、信号機の写真がすごく印象に残りました。(後略)
  • (前略)メディアにおいて、役場を残すか否かであたかも対立されているように報道されているお二方ですが、実際に対談を拝見させていただきますと、立場の違いはあれど、共通点もありました。それは「震災を絶対に後世に伝えたい」ことと、切に「心の復興」を望んでいることです。(中略)私たち若い世代がどのように震災を語り継ぐか、また、国民一人ひとりが復興についてよく考えることが大事だと思いました。
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